書評

「書評 望戸愛果『「戦争体験」とジェンダー』(明石書店、2017年)」『図書新聞』3309号、2017年7月1日

木下直子さんの『「慰安婦」問題の言説空間』勉誠出版(評者・牧野雅子さん)、林葉子さんの『性を管理する帝国』大阪大学出版会(評者・人見佐知子さん)も同じ号に載るみたいで、ちょっとした特集の趣。

「高山真『<被爆者>になる』(せりか書房、2016年)」『図書新聞』3282号、2016年12月10日

「書評特集『叢書 戦争が生み出す社会』」

先端社会研究所叢書『戦争が生み出す社会』(新曜社)という三巻本の書評特集に2本書評をあげました。 「「基地文化の政治学」のために」p105-110 「おわりに ― 「戦争と社会」に関する問いをひらくこと」p117-119 『関西学院大学先端研究所紀要』12号、2015…

「書評 長志珠絵『占領期・占領空間と戦争の記憶』(有志舎)」『日本歴史』795号(2014年8月号)、p112-115

書評 鈴木洋仁『「平成」論』(青弓社)

第54回文化社会学研究会 日時:7月26日(土)15:00〜 会場:早稲田大学戸山キャンパス(開催教室:未定) 書評会:鈴木洋仁(著)『「平成」論』(青弓社) 評者:野上元氏(筑波大学) 報告:加藤裕治(静岡文化芸術大学) 「写真」と「記事」の間をめぐって…

「書評 浜日出夫・有末賢・竹村英樹編『被爆者調査を読む−ヒロシマ・ナガサキの継承』(慶應義塾大学出版会)」『社会学評論』257号(65巻1号)、2014年、p143-145

「書評 島村恭則編『引揚者の戦後』(新曜社)」『図書新聞』3141号(2014年1月11日号)

(叢書 戦争が生みだす社会 II巻) 私は何でこのシリーズに書いていないのだろう?

「書評 山本昭宏著『核エネルギー言説の戦後史1945−1960:「被爆の記憶」と「原子力の夢」』

『ソシオロジ』178号(58巻1号)

「書評 高井昌史編『「反戦」と「好戦」のポピュラー・カルチャー』(人文書院)」『図書新聞』3062号(2012年5月19日号)

「書評 吉田裕『兵士たちの戦後史』岩波書店」『日本歴史』2012年11月号(774号)、p132-134

昨年の成田龍一さんのご著書の書評に引き続き、同じ岩波の「シリーズ 戰争の経験を問う」の一冊を同じ雑誌で書評しました。成田さんは元上司であり、今回の吉田先生は学部時代の指導教官。。。(両文とも)プレッシャーもありましたが、愉しんで書けました。…

「<研究動向>テーマ別研究動向(戦争・記憶・メディア)−課題設定の時代被拘束性を越えられるか?」

『社会学評論』62巻2号、2011年、p236-246 近年の研究動向についてです。締め切りを始め、いろいろな方にご迷惑をおかけしました。かなり緊張して書きましたが、「やってしまった」かも知れません(笑)。

「書評 成田龍一『「戦争経験」の戦後史−語られた体験/証言/記憶』岩波書店」『日本歴史』(日本歴史学会)2011年6月(757号)、p129-131

「戦争経験」の戦後史――語られた体験/証言/記憶 (シリーズ 戦争の経験を問う)作者: 成田龍一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/02/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (4件) を見る今年最初の印刷物。相撲の「初日」みた…

「書評 川村邦光『写真で読むニッポンの光景100』青弓社」『図書新聞』第2994号(2010年12月18日号)

写真で読むニッポンの光景100作者: 川村邦光出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2010/08メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログを見る

小林多寿子編『ライフストーリー・ガイドブック』嵯峨野書院、2010年

カルロ・ギンズブルグの『チーズとうじ虫』(p144-147)と保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー』(p22-25)の紹介を担当しました。 私の両冊への思い入れはともかくとして、ありそうでなかった、良い本だと思います。「歴史社会学」の授業でも使えそうです。 …

「書評 戸ノ下達也・長木誠司編著『総力戦と音楽文化−音と声の戦争』青弓社」『図書新聞』第2927号(2009年7月25日号)

『図書新聞』に書評書きました。

「書評 坂部晶子著『「満州」経験の社会学』世界思想社」『社会学評論』日本社会学会、60巻1号

『評論』に書評書きました。

加藤徹『漢文の素養 誰が日本文化をつくったのか?』(光文社新書)

光文社のPR誌『本が好き!』2009年1月号(通巻31号)のテーマエッセイ特集「今年読んだ『最高の一冊』」に寄せた小文(800字くらい?)で挙げました。紹介した理由は本文で書いたとおりですが(いわゆる「高校生の時に読んでいたらなぁ」本)、直前まで玉野…

福間良明『殉国と反逆−「特攻」の語りの戦後史』青弓社

とりあえず、すでに出たものですが、書評書きました。殉国と反逆―「特攻」の語りの戦後史 (越境する近代)作者: 福間良明出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2007/07/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見る→『週刊読書人』2007年1…